ようやく成田空港に到着しました。来週からお届け開始です。
2/10から2/14まで出店する静岡松坂屋さんでは日本に到着したてのエキストラバージンオリーブオイルもラインナップされます!
ようやく成田空港に到着しました。来週からお届け開始です。
2/10から2/14まで出店する静岡松坂屋さんでは日本に到着したてのエキストラバージンオリーブオイルもラインナップされます!
1630年トロサを中心に蔓延したひどい伝染病の最中、四人の泥棒は感染のリスクも考えずに感染者のいる家に押し入り彼らの富を略奪した。逮捕されて絞首刑を言い渡されたとき、好奇心のある裁判官は彼らがなぜ感染しなかったのか謎に思いその秘密と引き換えに恩赦を与えることを約束した。
四人は水に浸した柔らかいハーブを酢につけ、それを手首やこめかみに1日に二度つけたと言った。
それが”Vinegar of the 4 thievesという名の酢である。
いずれにせよハーブや酢は自然のものです。試してみるのもいいでしょう。
コロナウイルス が流行り始めた2月、ある百貨店で試食販売をしていましたが、感染防止のため食品売り場でいっせいに試食販売が禁止されました。唯一試食を細々とできたのが、酢と酒だったのです。高齢の父も母も毎日バルサミコ酢をスプーン一杯舐めています。美味しいから続いています。舐めすぎに注意!! だって高価ですから😜
お買い物の際に少しでも身体にいいものを/やさしいものをと商品を手に取って食品表示や栄養成分表示をチェックしていると思います。今日は私たちのバルサミコ酢の中から以下の3品を見てみましょう。
セレニのバルサミコ酢の原材料は自社農園で栽培・収穫したぶどうのみ*。製造・熟成工程によって香りと酸味と甘みが調整されます。不思議なのは酸度が高いものがより酸っぱいわけではないということ。また甘さはもちろん砂糖を加えているわけではありません。口に含んだ時に香りと酸味と甘さが複雑に作用し合って、また、かける対象によってその印象が驚くほど変わるのです。
*アグロドルチェ・ビアンコ「地中海」のみ、同じく自社農園で栽培・収穫されたローズマリとミントも使用
次は栄養成分。脂質はどれも0g、食塩相当量は0.04〜0.11g(いずれも100mL当たり)です。日常よく使う調味料、例えばソースやポン酢やケチャップなども脂質こそ同じくゼロですが、食塩相当量は数十倍です。
ショッピングページでは全9種類のバルサミコ酢の食品/栄養成分表示がご覧いただけます。
2月27日から3月3日まで、静岡県浜松の遠鉄百貨店地下1階「日本の美味探訪」に出展いたします。
バルサミコ酢は「イタリアの美味」なのですが、ありがたいことです。
いろいろティスティング頂けます!
皆様、是非お越しください。
ミオアチェート金印と赤印、IGP「桜」、リゼルヴァ、白のインベッキアートが加わり全9種となりました。
どれも全く違いますが、数本揃えておくといつものお料理がグッとグレードアップ。それもヘンな混ぜ物など一切無い、セレニの農園で収穫されたぶどうのみを使ったもの。
絶賛ご注文承り中!
でも、どれを揃えたらいいの?という方はお気軽にお問い合わせください。
また、毎月開催している「バルサミコ酢を知ってる会?」にご参加下さい。いろいろティスティングをしてお好みのバルサミコ酢をお選び頂けます。参加のお申し込みはこちら
本年も宜しくお願いいたします
2020年 元旦
当時「今度、日本のテレビに出るよ。有名な番組らしい。チャンネル6だって」とは聞いていたのですが、その時は「なんだろ?旅番組?」で終わっていたのですが、それは
TBSテレビ
「世界遺産THE WORLD HERITAGE」
2018年4月29日放送
モデナの大聖堂,市民の塔とグランデ広場
でした。
モデナならではのものとして、自動車のフェラーリと弊アチェタイアのバルサミコ酢が取り上げられています。昨春、ウンベルトが案内してくれたRenzi社も出ています。
アチェタイア2階ではエリザベータがDOPを紹介、レストランではイチゴ入りパルミジャーノ・レッジャーノのリゾットのバルサミコ酢がけを紹介しました。
去る11月25日、26日の2日間、静岡駅前の松坂屋静岡店に出店、本館地下食品売場にて特別販売を行いました。
テイスティングされたお客様は口に含んだ次の瞬間
「なにこれ!」
「美味しい!」
と驚き、そして笑顔になります。あるいは大きく頷いてイタリアでバルサミコ酢を食べた時のお話をしてくださる方も少なくありませんでした。
25日販売開始早々、
「この3本をセットでちょうだい。それで、外商に回していただけるかしら?」
外商に回す???すぐさま担当バイヤーの方にヘルプ、手続きをお願いしました。
たくさんの方から驚きと笑顔を頂戴し、バルサミコ酢&イタリア話に花が咲き、あっという間の2日間でした。ティスティング&お買い上げ頂いた多くのお客様、誠にありがとうございました。
たくさんの樽の中で白衣を着ているのはフランチェスコです。ドイツでの展示会の翌日にはイタリアの展示会に立っていたりと超多忙なフランチェスコが「イタリア語は読めないでしょ?」ということで英語に翻訳して送ってくれたのです。 Grazie, Francesco!!
私たちはナショナルジオグラフィックトラベラーでバルサミコ酢について語る
2019年11月21日
現在ニューススタンドに並んでいるナショナルジオグラフィックトラベラー秋号での話題はモデナの伝統的バルサミコ酢である
「芳醇な黒い輝き」
モデナとその周辺、なだらかな坂が葡萄畑を撫でる中、味付け用の調味料は、忍耐、献身、熱い気持ちの集大成でありそれが何世代も続いていく。
ギルランディーナの塔(モデナ市内にあるモデナ大聖堂の隣に建つ塔で世界遺産に登録されている)は学校で最初に出会う鉛筆のようであり、申し分なく調えられたその先端は天高く空を突き抜け、空はそれをピンク色に染めている。
そのモデナは私たちを受け入れてくれ、モデナ郊外、エミリア地区の自然の中で育った子供のころの記憶を思い出すとき、風が吹き抜け、おばあちゃんが人差し指を口にあて、私をそっと誘う。「赤い車に耳を傾けて」と私に言った。マラネロのサーキットから聞こえるフェラーリの音だ。数キロ離れたところから、まるで木々の葉がサラサラと音を立てて聞こえるように、風がエンジンの唸る音を運んでくる。そしてキッチンの食糧庫には一本のお酢が欠かせない。ある農夫ジェッピーノは川岸に犬と一緒に暮らしていた。彼は小さな樽を持っていた。その樽から黒い輝きを持つものを取り出し私の鼻や口を味わいのある芳香でいっぱいにさせた。それは複製させることのできないものであった。
スピードの速い車とゆっくり熟成される食物のある土地、と人々は言う、この二つは記憶の中に十分に残っておりそれを思い出すたびにますます活き活きとしてくる。さらに、エンツォ・フェラーリは大好きなレストランであってもバルサミコ酢がなければ席につかなかったと言われている。
モデナ地方のお酢製造者による製品には、誇り高き「トラディショナル(伝統的な)」という言葉を持つ世界で唯一ものがある。2000年からDOP認定により保護されているものである。
DOPを取得するには、お酢醸造所、葡萄畑、葡萄とぶどうジュースをモデナのバルサミコ酢協会により認証される必要がある。その協会はバルサミコ酢の推進と普及を担っている。
【訳者注】DOPについては、平成31年2月1日農林水産省 食料産業局 知的財産課より、地理的表示(GI)保護制度に基づく指定産品(指定番号第30号)として指定の公示がなされました。
モデナ産伝統的バルサミコ酢は少なくとも12年の熟成を経たものと「エキストラベッキオ」と冠がつく25年以上の熟成のものとある。これらは工業デザイナーのジョルジェット・ジウジアーロによりデザインされた特別なボトルに瓶詰めされる。その他の製品は、味付けをする用と、またはもっとも一般的なIGPバルサミコ酢がある。
一方で、エミリアロマーニャの食に関することですばらしいところはかなり重要な事柄なのだが、モデナで娘が生まれたとき、家族は習慣的に樽を作る。25年経ったの少女とバルサミコ酢は完全なる熟成がなされるということになる。この習慣はまだ今でも残っている。
バルサミコ酢は血縁で繋がっている。子供のころそれを知った。何年か後に、細い糸のように代々繋がっている調味料が今でも存在することを知って驚いている
アチェタイアセレニのフランチェスコは私に教えてくれた。彼は農場に私を連れていってくれた。そこは町から離れた丘の上にある平和の住処である。車の往来は遠く記憶の中、坂が葡萄畑をやさしく撫でる。樽の歴史は20世紀初頭に遡る、彼の曽祖母サンティナは毎日毎日家族の食事を準備する主婦だった。彼女はバルサミコ酢を作り始めたのだ。1990年代の終わりにフランチェスコの父、ピエール・ルイージは古い農場を購入し、アチェタイアに作り替えたのだ。フランチェスコは子供のころバルサミコ酢を小さなボトルに入れて学校に持って行っていた、ランチにそれを使うためだ。お酢はいつも彼のそばにあった。だから今の仕事につくのは自然なことだと彼は話してくれた。私は彼の話を聞きながら微笑んだ。
サンティナの時代から樽はどんどん増えていった。今では1800程になる。それを見ていると全てがここにあることが考えられないことだと思う。夕日が多くの樽を照らすと、それらの連続した丸みは荒れた海の波のようだ。
アチェタイア(お酢醸造所)の香りを表現することは難しい、なぜならそれぞれがひとつひとつ唯一なものであり複製することができない、またそれぞれが異なる動きと印象を与えてくれているから。
今回は遠く岐阜から親子でお越しくださいました。
セレニに興味を持ってくださったきっかけが素敵なので紹介しますね。
この夏、イタリア旅行に出かけたお母様が帰国直前に食事をしたレストランで「なにこれ!美味しい!」と思ったものの既に探して購入する時間も無く、とりあえずボトル前面の写真だけ撮って帰国されました。そして帰国後にお嬢様に捜索を依頼したところネット上で見つけて、セレニ・ジャパンに連絡をくださったのです。
お母様のイタリアでのIGP黒ラベルとの出会いも詳細にお聞かせいただき、最初の1時間の座学はあっという間でした。後半は部屋を移動して、実際にセレニ製品を味わっていただきました。
ただティスティングするだけではということで、今回はセレニのクッキングクラス仕込みのトルテローニとオリーブオイルをたっぷり練りこんだオリーブンブローというパンを用意しました。あれこれティスティングして、最後にた〜くさん購入してくださいました。
オリーブオイルが入荷しましたらおしらせしますね。ありがとうございました。